2016/11/10
引き続き、千曲市のお家では左官職人による『珪藻土』が塗られております。
珪藻土ならではのテクスチャーは光を得ては、影を生み出す美しい仕上げです。
夜になると、間接照明に照らされた『珪藻土』が影を演出し、癒しの空間になります。
芸術アートの様に、すべての面の塗り終いには額縁仕上げを施しております。
左官担当の丸平さんです。
お昼の時間には丸平さんと、茶室の話や千利休の話などで盛り上がり、
現代の住空間にも取り入れる事が可能かどうか、試験塗りを試したり・・・w
楽しいんですよ。ホント。
左官コテが奏でるアートを適材適所に表現しております。
そう、現場に携わる職人さんや、ここにいる左官屋さんも
楽しんで作業をしていただけるのも双和ならではですね。
伝えなくとも、アイディアをカタチにして、「この塗りパターンどう?」と、
バンバン投げかけてくれる双に和む家の職人さん達です♪
本日、畳の採寸に来た畳屋さんもその仲間の一人。
近年では、新築時に畳そのものがなくなりつつある現代住宅。
畳はあっても、畳の敷き方までの作法がでたらめだったり・・・。
畳の敷き方や、切腹の間を回避する作法など
住宅を提案する側も、畳の事をもっともっと知っていてほしいもんですね。
さぁ~。こちら千曲市のお家も完成に近づきます。
奥様曰く、『早くこのお家に住みたいー!!』って言うのも間近ですよ!!
このお家を建てるに、全ては30回以上の打ち合わせに参加していただき
本当にありがとうございました!!&お疲れ様でした。
住まう人と、造り手がアイディアを共感共有する事の大切さを感じていただくと、
自ずと、いいお家が出来上がるのです。
まずはゆっくり「オハナシ」をして価値観を共有する事は家造りには、
とても大切な事であり、重要な事です。
言葉にならない想いまでを、一つ一つ拾い集めて提案するのが双に和む家であります。